青森の大学というところがいいですね。

なにかストイックさを感じます。

男子新体操
話には聞いてはいたが、
youtubeでそんなに人気とは・・・・



http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/536376/
海外からも熱烈オファー 動画で110万回再生された男達 

 男子新体操が海外から注目されている。選手が海外の有名パフォーマンス団体に入ったり、インターネットに流れた演技の映像に海外から「すばらしい」と反応が寄せられたり…。日本独自の男子新体操だが、器械体操でもダンスでもない、その独特な動きが魅力に映るようだ。

 スラリとした男性6人が床の上で踊る。複雑に交差するタンブリングや、一糸乱れぬ動きに、会場から大きな歓声と拍手がわき起こった。18日から20日まで千葉市の幕張メッセで行われた新体操の全日本選手権。華麗な演技を披露した強豪、青森大の男子選手たちは団体で3連覇を果たした。

 男子新体操は日本で生まれた競技だ。個人と団体があり、個人はスティック、リング、ロープ、クラブの4種類、団体は手具を使わない。特に団体が人気で、女子の新体操とはまったく違うダイナミックな動きが特徴だ。器械体操の床種目を6人で音楽に乗って演技する、とイメージするといい。

 そんな日本生まれ、日本以外ではほとんど行われていない競技の選手が、世界から人気を集めている。

 カナダを中心に、日本を含む世界で活動するパフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」がアプローチ。これまでに7人の選手がパフォーマーとして入団、5人が演目に出演した。「シルク・ドゥ・ソレイユ」は出演が難しいことで知られる。

 演技映像のインターネット動画も多く見られ、ユーチューブにアップされた青森大の団体演技の動画は、投稿から約10カ月で再生回数が110万回を超えた。つけられたコメントは英語がほとんどで、「驚くべきパフォーマンス」「重力がないようだ」と賞賛の言葉が相次いでいる。

 青森大新体操部の中田吉光監督は「男子新体操は、柔軟性と女子にはないアクロバットの要素を兼ね備えている。このような競技は欧米にはほとんどなく、さらに動きの同時性や集団美に魅力を感じるのではないか」と海外での人気の理由を分析。エンタメ界での高評価は「演技で体の効果的な使い方を知っている点もある」という。

 国内でも、劇団四季のオーディションを通過、入団した選手や、浜崎あゆみのバックダンサーになる選手もいる。青森大新体操部の出身者や現役選手を中心にしたユニット「BLUE TOKYO」も結成され、イベントに出演した。

 一方、男子新体操の競技人口はここ数年、1000人程度の足踏み状態で、マイナースポーツの域を抜け出せずにいる。男子新体操委員会会長も務める中田監督は「競技人口増加のためには、子供たちの層を拡大する必要がある。今後、スター選手やエンターテイメント界で活躍する選手を輩出することで、子供の憧れや目標になれれば」と展望を語る。