【ノーベル賞】ノーベル生理学・医学賞発表

日本人の受賞ならず。
前評判の高かった山中伸弥京都大教授は残念でした。

しかし、今回受賞した分野も日本人に深いかかわりがあるようですね。

日本の底力を感じますね。




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111003-00000575-san-soci
 【ロンドン=木村正人】スウェーデンのカロリンスカ研究所は3日、2011年のノーベル医学・生理学賞を免疫機能の解明に貢献した、米スクリプス研究所のブルース・ビュートラー博士、フランスのストラスブール大のジュール・ホフマン教授、米ロックフェラー大のラルフ・スタインマン博士(68)の3人に授与すると発表した。

 賞金の1千万クローナ(約1億1千万円)はビュートラー、ホフマン各氏に4分の1ずつ、スタインマン氏に2分の1が配分される。授賞式は12月10日、ストックホルムで行われる。

 免疫は生まれながらに備わっている「自然免疫」と、生まれた後にさまざまな病原体にさらされてから獲得する「獲得免疫」に分けられる。ビュートラー、ホフマン両氏は動物の細胞表面にあるタンパク質トール様受容体の研究を通じて自然免疫の機能を解明。スタインマン氏は哺乳類の免疫系の一部を担う樹状細胞を発見し、獲得免疫を研究した。

 同研究所は「3人は免疫のメカニズムを解明する先駆的な研究に取り組んだ」と評価した。

 ビュートラー、ホフマン両氏は大阪大の審良静男教授(58)と3人で国際賞を同時受賞したことがある。スウェーデンの地元紙は新型万能細胞「iPS細胞」を作製した山中伸弥京都大教授が最有力だと報じていたが、選ばれなかった。

 4日に物理学賞、5日に化学賞、6日に文学賞、7日に平和賞、10日に経済学賞の受賞者が発表される。