ライトノベル2011年上半期 業界シェア

34.7% 電撃文庫 →角川系
21.9% MF文庫J →角川系へ
14.5% 富士見ファンタジア文庫 →角川系
13.5% 角川スニーカー文庫 →角川系
*9.2% ファミ通文庫 →角川系
*2.4% GA文庫 
*1.6% 集英社スーパーダッシュ文庫 
*1.5% ガガガ文庫 
*0.1% HJ文庫

いくらなんでもここまでやることはないのでは・・・

業界の寡占化は、消費者の減少へとつながる恐れが・・

ここ数年のことだが、
事業を集約することにより利益率を高める経営が世界的に行われてきた。
しかし、その結果は・・・
業界のパイは縮小の結果をもたらすことが多い。

今回の子会社化で、どれだけ編集の独自性が保たれるのかが気になるところ・・

でも、最終的にいろいろなメディアミックスが、
角川書店抜きでは成り立たなくなる。

それは、コンテンツ産業をこれから大きくしていくという日本にとっては
マイナスにしかならない。

新たな勢力が出てくることを祈るばかりだ

 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111012-00000062-mai-soci
<メディアファクトリー>角川グループが完全子会社化

 角川グループホールディングス(東京都千代田区)は12日、リクルート(同)と株式譲渡契約を締結し、同社傘下の出版社メディアファクトリー(渋谷区)の全株式を来月15日までに取得し完全子会社化すると発表した。取得価格は80億円。

 メディアファクトリーは1986年、リクルートの書籍販売部門から独立して設立され、書籍情報誌「ダ・ヴィンチ」のほか、コミックや小説の出版、アニメ化を含む「クロスメディア展開」に注力してきた。

 「メディアミックス」など同様の事業戦略を進める角川グループは「映像化やグッズ販売など事業展開の手法に親和性がある。グループの中核企業の一つに位置づけている」(広報室)としている。